ほとんど痛みがない
ワイヤー矯正のように歯に力を加えて歯列を整える方法ではないため、治療に伴う痛みはほとんどありません。負担が少ないので無理なく治療を続けることができます。
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横から見たときに上の前歯が出ている
横から見たときに下の歯が出ている
前歯がきれいに並んでいない
お口がぽかんと開いている
発音が良くない
指しゃぶりが治らない
食べるのが遅く、なかなか飲み込めない
小児矯正は直接歯を動かして歯並びや咬み合わせを整える一般的な矯正治療とは異なり、歯並びが悪くなる根本的な原因の解消を目的とした治療法です。顎骨や顔の正常な発育を阻害する口呼吸や舌の位置を正し、綺麗な歯並びや顔貌へと導いていきます。山内歯科多治見おとなこども矯正では、将来のお口の健康やお子様の正常な成長を考え、適切な小児矯正治療をご提案いたします。
山内歯科多治見おとなこども矯正では、お子様の歯並びの改善にマウスピース型矯正装置(T4K・プレオルソなど)を用いて、お口周りの筋肉を鍛え、将来的な歯並びを整える筋機能矯正をご提案いたします。
取り外しができる装置ですので、お子様にも負担が少なく治療に取り組んでいただけます。
ワイヤー矯正のように歯に力を加えて歯列を整える方法ではないため、治療に伴う痛みはほとんどありません。負担が少ないので無理なく治療を続けることができます。
仕様する装置は取り外しができるため、隅々までしっかりとケアが行えます。装置に食べかすが溜まることもありませんので、治療中も虫歯になる可能性は低いです。
治療に仕様する装置は、金属を一切仕様していませんので金属アレルギーの方も安心して治療に専念していただけます。弾力のある素材ですので怪我などのリスクも低いです。
筋機能矯正によって歯列を乱す根本的な原因が解消されるため、歯を動かす一般的な矯正治療が必要になった場合にも、治療期間の短縮や費用の軽減が期待できます。
日中はできるだけ装置を入れて過ごしていただきます。また就寝時もマウスピースを装着します。
そして、マウスピース型装置の装着に加え、以下のような舌の位置、呼吸、嚥下などの筋機能訓練を毎日5分程度行うとより効果的です。
正しい舌の位置(スポットポジション:上顎前歯のつけねの少し手前)を身につける練習です。舌の先を丸めず、前歯に接触しないように行います。
舌を上に持ち上げる練習です。舌の先をスポットポジションに当てた状態で舌全体を上側に吸いつけ、ポンっと音を立てて舌を離します。
装置を装着した状態で、会話や嚥下(飲み込み)の練習をします。舌の位置を補正することで正しい嚥下、発音ができるようになります。
「あ~」「い~」「う~」「べ~(舌を出す)」と口を大きく動かす運動です。お口周りの筋肉を鍛え、舌の位置を修正することで鼻呼吸が自然に行えるようになります。
口での呼吸が習慣になると舌が正常な位置よりも低い位置に留まることによって、上顎の成長を阻害し、十分なスペースを確保できないために歯並びが悪くなってしまいます。さらに、口呼吸は細菌やウイルスを直接体内に取り込んでしまうため、健康にも悪影響が及びます。
上顎前歯のつけねの少し手前に舌の先が当たっている状態が正常な舌の位置になります。無意識の時に、舌が前歯に触れていたり、小さな力でも前方に力が加わっていたりすると、歯が少しずつ動き歯並びが乱れてしまいます。
食べ物を飲み込む時に舌が前方に出たり、お口周りに必要以上に力が入ったりする逆嚥下は、歯に対して頬や唇から大きな力がかかってしまいます。食事の度に繰り返されることで、少しずつ歯並びに悪影響が及びます。
歯列や咬み合わせを適切な状態へ誘導します
装置を装着することでお口に指が入れられなくなるため歯列を乱す指しゃぶりを改善できる
歯列や体の健康に悪影響をおよぼす口呼吸を改善できる
舌を鍛えることによって、正しい嚥下(飲み込み)や発音ができるようになる
口腔周囲筋を正しく機能させることで顎骨や顔の成長が促進される
種類 | ワイヤー矯正 | T4Kマイオブレース |
---|---|---|
イメージ | ||
特徴 |
・矯正装置が目立つ ・取り外しができないため、ケアがしづらく虫歯リスクが高くなる ・歯並びが乱れる根本的な原因の解決はできない ・幅広い症例に適応できる ・精密な歯の移動が可能 |
・矯正装置が目立ちにくい ・取り外しができるため、ケアがしやすい ・歯並びが悪くなる根本的な原因を解決できる ・治療費が安い |
痛み | 多少の痛みを伴う | ほとんど痛みがない |
抜歯の必要性 | 抜歯が必要なケースもある | 不要 |
保定装置の必要性 | 必要 | 後戻り防止のため、あいうべ体操というトレーニングを実施。 |
後戻り | 根本的な原因を解決していないため、後戻りすることがある | 根本的な原因を解決するため、後戻りはほとんどない |
顎骨と歯のサイズが不釣り合いのために、歯並びは悪くなってしまいます。
床矯正は、子供の成長と取り外しができる入れ歯のような装置を用いて、歯の土台である顎骨を拡げることで、歯並びを改善します。
また、子供の頃に顎骨を拡げておくことで、将来的に本格的な矯正治療(成人矯正)が必要になった場合でも、歯を抜かずに歯並びを改善できる可能性が高くなります。
現代人の多くは上顔面の前方方向への発育が著しく、下顔面が下向きに長く伸びているダウングロースと呼ばれる顔貌になっており、このような顎顔面の成長に問題がある子供は総じて歯並びにも問題を抱えています。このような顎顔面の異常な成長方向を修正し、歯並びや顔貌を正しい方向へ導く方法が顎顔面口腔育成治療とよばれる矯正治療です。
取り外しできるバイオブロックという矯正装置をお口に装着して、上顎骨の拡大・位置の補正と下顎の前方・側方拡大をします。時間をかけて3次元的に顎の発育を誘導し、ダウングロースによってたわんでいた顎骨を正常に戻していきます。
その結果、呼吸や歯並び・顔貌を正すことができます。バイオブロックによる治療は第2乳臼歯を支柱にし、成長を利用して効率的に骨を動かしていくため、適応年齢が5歳~10歳(乳歯がある間)と限られます。お子様の顔貌や歯並びが気になる際には、ぜひご相談ください。
お子様の歯並びについてお悩みなどありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
早い時期に矯正治療を始めることで、費用や治療期間の軽減が期待できます。
口腔内の簡単なチェックを行い、歯並びについてのお悩みや不安等をお聞きします。
また、矯正治療の開始時期や治療の流れなどについて詳しくご説明します。
歯並びが悪くなっている原因を調べ、適切な治療計画を立てるため、精密検査を行います。
お口の写真をはじめ、顎から頭部全域までのX線規格写真「セファログラム」などの撮影をします。
精密検査の結果を基に、現在のお口の状態や矯正治療の計画・費用などについて詳しくご説明します。
歯並びのことや治療方針について気になることがあれば、遠慮なくお伝え下さい。
ご家族・ご本人にご納得いただけましたら、矯正治療を開始します。
基本的には1ヶ月に1度ご来院していただき、装置やお口の状態、矯正の経過を確認します。
お子さんの歯並びで、良く受ける相談の1つです。「うちの子の下の歯が内側から生えてきてましたが、大人になったら大丈夫でしょうか?」「前の先生には様子見ましょう、と言われているのですが、いつまで待ったら良いですか?」
お子さんの歯並び心配ですよね。下の歯が“ガタガタ”状態、専門用語で叢生(そうせい)という状態です。この状態で様子を見ても、歯並びが良くなることは、残念ながらありません。
しかし安心して下さい!早めの矯正治療でしっかり治してあげることは可能です。
昔であれば、大人の歯が生えてから針金をつけて治しました。今の新しい治療法は“マウスピース矯正”で針金なしで治すことが可能です。
しかし、適応の時期があるので注意が必要です。早ければ早い方が良いですので、山内歯科医院では4歳から頑張っているお子さんもいます。
具体的には、前歯4本が生えそろうまでがポイントです。遅くとも、後ろの歯が抜ける前までに始めないといけません。
▼当院で実際に行った小児矯正治療の症例をご紹介します。
真面目に矯正治療を頑張ったK君を紹介します。
奥歯は残念ながら虫歯により、前の病院で抜歯になってしまっていました。子供の歯はできるだけ抜いてはいけません。
先ずは、前歯3本が並んできました。針金を使わず、抜歯もせず、マウスピース矯正でみるみる歯が並んできました。
約1年半頑張って、歯並びが良くなってきました。マウスピース矯正は“本人の頑張り”と“ご家族の協力”が欠かせません。マウスピースを使い、簡単なトレーニングで無理なく治療できました。
すごく頑張ったね!おめでとう!!
お子さんの歯並びは、お気軽にご相談下さい。
前歯の隙間と下顎の歯並びを治したいとのことでご来院された5歳の女の子(初診時)です。ちょうど、乳歯から永久歯へと生え変わる時期(2019/4月)から、マウスピース矯正(プレオルソ)を開始し、主訴である前歯の隙間、下顎の歯並びを改善しました。
低位舌とは、無意識下での舌の位置が正常な位置よりも低くなっている状態です。低位舌は、歯並びが悪くなる、口呼吸になる、滑舌が悪くなる、歯や顎の成長を阻害するなど、様々な悪影響を及ぼします。上の画像のように口を閉じた際、下の歯が見えない場合(過蓋咬合)は特に注意が必要です。
こちらのお子さんは、マウスピース矯正とMFT(口腔筋機能療法)により、低位舌と過蓋咬合(上の歯が下の歯に覆い被さる歯並び)を改善しました。
※費用はすべて税込表記です。
※患者さんの都合による装置の紛失・破損時に費用がかかる場合があります。
※患者さんの都合による装置の紛失・破損時に費用がかかる場合があります。
※患者さんの都合による装置の紛失・破損時に費用がかかる場合があります。
※患者さんの都合による装置の紛失・破損時に費用がかかる場合があります。