「小児矯正の具体的な期間はどのくらい?」と気になったことはありませんか?
小児矯正は、成人矯正とは違って歯の動きを正確にコントロールできるものではないため、治療期間は個人差がでやすい傾向にあります。
小児矯正の治療の流れと合わせて、詳しくみていきましょう。
小児矯正の治療は、1期治療と2期治療に分かれており、場合によっては成人矯正からスタートするよりも治療期間が長くなる可能性があります。
1期治療でどれだけ効果を得られるかにかかっていますが、成人矯正のように歯を集中的に動かせるわけではないため「絶対に〇〇までには終わる」という保証ができません。
その点をご理解のうえで治療を受けていただく必要があります。
小児矯正の「治療前」「1期治療」「2期治療」の流れについてご紹介します。
①無料カウンセリング
当院では、事前カウンセリングを無料で行っております。
小児矯正の治療内容や流れ、使用する装置、注意点などメリットだけでなくデメリットも含めて分かりやすくお伝えいたします。
もちろん、カウンセリングを受けたら必ず治療を受けなければならないというわけではありません。
小児矯正についてのお悩みやご要望がございましたら遠慮なくご相談いただき、より詳しく状況を把握したい方には、次のステップの精密検査(有料)をおすすめしております。
②精密検査
精密検査では、お口の状態をより正確に知るために、レントゲン撮影や型取りをさせていただきます。
③診断結果・治療計画のご説明
精密検査のデータをもとに患者様に合った治療方法や流れなどをお伝えいたします。
治療計画に同意していただけたら、矯正治療に入ります。
④矯正治療スタート
患者様に合った装置をつかって治療を開始します。
基本的に1期治療からのスタートです。
定期的な調整・メンテナンス
1〜2ヶ月に1回のペースでご来院いただき、あごの拡大の進み具合などを確認・調整します。
歯のクリーニングやフッ素塗布、歯みがき指導、場合によってはシーラントなど、虫歯予防も合わせて行います。
1~3年後に終了
定期的な調整とメンテナンスを1〜3年ほど続けて、終了時の状態で2期治療が必要かを判断します。
うまく噛み合っていない場合や、ズレがみられる場合は、2期治療が必要です。
ブラケットとワイヤーを装着
2期治療は、成人矯正と同じように歯の表面にブラケットと呼ばれる装置をつけ、ワイヤーを通して行います。
1ヶ月に1回のペースでご来院いただき、器具の調整や矯正の進行具合を確認・調整します。虫歯予防のためのクリーニングも欠かせません。
1~2年後に終了
歯の表面につけた装置を外し、並んだ状態を維持するために1年ほど保定期間に入ります。
保定期間に使用する装置は、人目につきにくく、食事の際のトラブルもほとんど起こりません。しかし、虫歯にならないわけではないため、定期的なチェックやクリーニングは必要です。
小児矯正は、成人矯正のように歯を本格的に動かす治療法ではなく、あくまで自然ときれいに並ぶようサポートする治療です。
メリットはとても多いのですが、治療の効果には個人差がでやすく、1期治療で充分きれいに並ぶ方もいれば、少しのズレや噛み合わせの不具合などが残るケースも少なくありません。それを微調整して改善するための治療が2期治療です。
治療期間は短くて2年、長くて5年くらいかかるものだとご理解ください。
当院では、小児矯正についてのご質問をいつでも承っております。治療期間、費用、使用する装置など、気になることがございましたらお気軽にご連絡ください。
最後までご覧頂きありがとうございました。
多治見市、土岐市、瑞浪市、可児市で安心できる小児矯正をお探しの方は、山内歯科多治見おとなこども矯正へ、お気軽に無料矯正相談へお越し下さい。
山内歯科多治おとなこども矯正
歯科医師 山内敬士