「骨が少ないので、インプラントは難しいかもしれませんね・・・」
そんな場合でも、当院では「ソケットリフト」テクニックを使い、インプラント手術ができますので、ご安心下さい。
尚且つ、侵襲を最小限に配慮して手術をおこないます。実際には外来で30分〜1時間程度で沈静下で寝ている間に終わります。
インプラントをする為には、骨の厚みが約10mm必要です。骨の量が不足している場合は、骨を増やす処置が必要になります。
昔、私が歯科医師になりたての頃は、骨の増やす処置をする為に、入院下で全身麻酔の手術が必要となる場合もありました。
しかし、医学の進歩はとても素晴らしく、今では外来で日帰り手術が可能になりました。
私も、吉岡歯科医院の勤務医時代に、中部労災病院の歯科口腔外科で全身麻酔のインプラント手術を数多く研鑽してまいりました。20代の若かりし頃の私です。
実際の左右の奥歯が折れてしまい、左上の奥歯をソケットリフトし、インプラント治療で機能回復した50代男性の患者さんです。
左右の奥歯の違和感を訴えて、ご相談にいらっしゃいました。
前医の先生から、抜歯の必要を説明されたのですが、インプラント治療をおこなっていない先生でしたので、当院へセカンドオピニオンでおみえになりました。
レントゲンを撮影すると、左右の銀歯の中で、歯の根が折れてしまっていることが分かりました。銀歯を外してみると、歯が半分以上折れてしまっていました。
抜歯後に、インプラント治療をする為に、骨の厚みを測ります。当院では院内にCTがありますので、大学病院や市中病院へ撮影に行く必要はありません。
骨の厚みを測ったところ、一番薄い位置で、約1.5mmしかありませんでした。このままインプラントをした場合は、鼻の横の「副鼻腔」と呼ばれる空洞にインプラントが落ち込んでしまいます。
ですので、「ソケットリフト」を併用し、インプラントの同時埋入の手術計画を予定しました。
予定通りの位置にインプラント手術をおこないました。より精細に写るレントゲンで確認をします。
青矢印の先端の「白い円状」が骨を増やした部分です。この時に、慎重に処置をしないと副鼻腔炎(蓄膿症)を起こす場合があるので丁寧な処置が要求されます。
赤線が従来の骨の厚みです。
黄部分にはGBRと呼ばれる「造骨術」をおこなっております。
インプラント治療後、2年経過のレントゲン写真です。インプラントも安定した経過を辿り、増やした骨(青丸部)もしっかりと残っております。
治療後の口の中です。
右上の歯は、患者さんのご事情があり義歯をお使い頂いております。
インプラントが難しいと宣告された方も、当院でしたら治療可能な場合があります。諦めずに、まずはセカンドオピニオンへお越し下さい。
インプラント無料相談もお受けしております。CT撮影から診断まで、無料でおこなっております。
歯科医師の先生からの、外科手術の執刀依頼もお受けしております。
「インプラント埋入」「ソケットリフト」「サイナスリフト」「GBR」「オールオン4」「CTG」「FGG」ご紹介して頂いた患者さんは責任を持って先生の元にお返しいたしますのでご安心下さい。
山内歯科多治見おとなこども矯正
歯科医師 山内敬士